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物を活かしてくださる方との出会いにホッコリ(*^^*)福岡の質屋ハルマチ原町質店

福岡の質屋ハルマチ原町質店「春待ち着物」「茶道具の春待庵」

こんにちは福岡の質屋ハルマチ原町質店の吉積佳奈です(^^)

先週の土曜日の店先は「ハルマチの冬セール2015」でした。 先回弊店で
お買い上げくだった帯で製作なさったバッグを
お買い物ついでにご披露くださるお客様がおられました。 ざっくりした生地で
真向きなのは私も予想していましたがとても素敵なトートバッグに仕上がっていました。
「物を活かしてくださる方」に出会うと嬉しくなります!そのバッグは白×赤×紺で紺色を底に持って来ておられて
使っていくうちに付く汚れ目も計算に入れておられました。

「バッグの底」で思い出したことがあったので
今回はそんなお話をちょっと書いてみたいと思います(^^)

「自分のバッグ」が大事か?
それとも「配慮」が大事か? それが問題だ

心遣いを第一に考える方は考えるもなく後者ですね。しかし
バッグを綺麗に使いたい。これも物への思いやりですよね。

昔、真贋研究のために所有していたヴィトンのアルマ。
底にビョウが付いてないのに、やむ得ず、車の鍵を開けるのに

一度、地面に置いてしまったことがあります。手荷物が沢山で
しかも、今のようにボタン式で開く時代ではなかったからです。

暗くて地面が見えてなかったんです。雨が降った後に出来た
水溜りに気が付かず、、底にシミを作ってしまったのです。。

ユーザーの方はご存知のようにヴィトンのヌメ革はとても
デリケートなので、お手入れしてももう綺麗になりません。。

それからというもの「バッグの底にビョウがあるもの」は
気が効いてるなぁ♪と得意になってオススメもしていました。

しかし、今度は、底のビョウは店のショーケースに
擦り傷を付けるのです、、こら、畳で物を引きずるな!って

家で注意されたことないんかい!って 言いたいのを
グッと我慢しながら、、!(◎_◎;) 引き吊った笑顔^^;と

ここで終わらないのがハルマチ流。畳やデリケートな場所に
バッグを置くときの注意点をご説明するようにしています(^^)

お着物に合わせるバッグは畳の間に持って行かれることを想定し
「尖ったビョウ付き」はおススメしないようにしています。

一時の流行りではなく、スタイルやエレガンスのお手伝いも
ハルマチのクオリティにしたいと常々思っております。(^^)

長々と失礼いたしました。また書かせていただきます。
引き続き、ハルマチのホームページをお楽しみください。