御贈答用じょかなんの御注文はこちら↓
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昭和59年 私、吉積佳奈が高校3年の夏に、母が一人で原町質店 を創業しました。おかげさまで、今年で創業37年を迎えます。(2021年5月現在) 鶏口牛後を熱く語って教えてくれた父も、判官贔屓きを叩き込んでくれた母も、すでに故人ですが、若くして亡くなった兄の死を、ただの悲しいお話で終わらせたくない、私の悪足掻き人生です。丙午の私が居るだけで火事になる、そんな迷信があるなんて、人様の大切な物を預かる質屋なのに、困る。。バランスを取るのに何かないか?そんなとき、博多の生家の目の前にある「古渓水」を思い出しました。迷信もなんのその → 命の大切さを優先して手塩に掛けて、きちんと育ててくれた母への感謝を込めて、還暦になるまでに「じょかなん」をこの世に生み出したい。福岡大学で講師をさせて頂いたときに「私には本業の質屋の他に夢があります。」公言して 約10年。古渓水に纏わる伝説の配り菓子 なかなか形に出来ず💧畑違いもあり、どうすればいいのか試行錯誤、悶々と日々を過ごしましたが、このコロナ禍で、あらゆるものが一旦すべてストップし、家にいる時間が増えたおかげで、試作の時間が取れるようになりました。ヤルなら今だ!と、去年2020年12月に許可を頂きました。博多じょかなん は 本来 除火難 火難避け ですが、なぜ、火難除け → 禍難除けにしたのかというと「除禍難 禍難除け の方が 意味合いが広がって、より多くの人に気持ちが伝わるやろうね。」これは同級生 山崎(加辺屋西公園店の店主)君のアイデアでした。コロナ禍になるもっと以前から、そうヒントをくれていたのです。晴れの日ではない、ケの日(日常)を大切にするお菓子。こうしてようやく、コロナ禍だからこそ、形になりました。本当に、皆さま、有り難うございます。おかげさまです。感謝に堪えません。これからも、一歩ずつ、一歩ずつ頑張ります。これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。株式会社ハルマチ原町質店&春待ち堂 代表取締役 吉積佳奈 拝
追 記 父のことも母のことも御存知の山中鹿之介おいちゃんには私のじょかなんへの想いは多くを語らずとも伝わっていることでしょう。博多に帰ってきたときは御連絡を!(^^ じょかなんは東京にも喜んで送るけど 東京では売りません。FBに書いていたら、関東に居る博多二中の同級生が「関東の窓口になっても良かよ。」って。ハマノ君、それ本気にするよ。笑