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商工会トップセミナーに女性部長として参加したときのこと
会長や副会長からの有意義なアドバイス「これから、やね。」
立寄ってくださる所轄の刑事さんは笑い話にしてありました。
「吉積さんはロマンス詐欺には引っ掛かりませんよ(笑)」
しっかりしているから大丈夫だと仰って下さりたいのでしようが
こりゃ、引っ掛かる方のお気持ち、分からなくないなと思いました。
あれは、ちょうど、私の誕生日でした。
Lineに「還暦おめでとう。」学生時代、親しくしていた数少ない友人。
色々、語り合った懐かしい時間が蘇り、「いいヒントを有り難う。」
あの頃の話がどんなに役に立ったか、感謝の気持ちを書き込みました。
体調を崩して入院していたとのこと。そして「生きているうちに
会って話がしておきたい。」と書いてあり、会うことになりました。
結局、ポンジスキームとは言い切れない、最初っから騙すつもり
ではない、微妙な投資の話を、私にしたいためのコンタクトでした。
「では、今日中に、振り込むように。」
「え?そんなクローズがあるもんか。」旧友の言葉に強い違和感を
覚えた私は、自分の店先での応対を例にしながら、話し始めました。
「例えば、うちの店先に来店されて、買取で、売ってしまうか、
どうか、迷っておられるお客様に、即決してもらうなんて、せんよ。
「”何軒かお店に行かれて、じっくり比べてから
ここだなと思われた納得のいくお店で売ってください。”」って言うよ。
そんな、決断を急かせるようなこと、私やったら、せんよ。
自分のお金とはいえ、顧問税理士さんにも相談してから決めたいし。」
「自分のお金なのに、人に相談すると?」と、訝しげにいう旧友に
「あたりまえやない。」と、もっと訝しげに、私は言葉を返しました。
後日、当たり前の話ですが、顧問税理士さんの返事はこうでした。
「お金をあげてもいいと思っておられるのでしたらどうぞ」
私も若いときは、この手の話を周囲から聞いたとき、
顧問税理士さんと同じく、迷いもなくスパッとNGを言いました。
年を重ねると、美点凝視や、感謝と報恩の心で接しながらも
さらに心を鬼にし、厳しいジャッジを迫られるんだなと、実感中。。
「私、友だちがいないんです。とか、少ないんです。」
と、仰る方のその心情が、段々、痛いほど、よく分かってきました。
この道を選んだということは、無責任な判断は、一切、御法度です。
これからも頑張ります 株式会社ハルマチ 代表取締役会長 吉積佳奈
