かすやカルタを思い立った経緯について
全国商工会女性部おもてなし交流事業を粕屋町商工会女性部でも何かできないか?思案するうちに「ご当地カルタ」を作ることを思い立ちました。切っ掛けは、NHKの情報番組あさイチで大牟田に「カルタ博物館」が開業するというニュースでした。昭和22年に作られた ご当地カルタの元祖 群馬県の「上毛カルタ」が今では英語版まで作られていることを知りました。(福岡の上毛は、「うわげ」と読みますが、群馬の「上毛」は「じょうもう」と読むそうです。)
あぁ!これだ!
なぜ、そう強く思ったのかと申しますと、約30年前のことです。全国質屋会議でお目に掛かった群馬県高崎市の女性の質屋さんから「日頃、名刺で商売していないから、会議のためだけに取って付けたように名刺作っても無駄になるし、ね。名刺代わりにと思って。」そう仰ってプレゼントされたのが「上毛カルタ」だったのです。なおしている(仕舞っている)引き出しから引っ張りだしてみました。群馬県では知らない人は1人もいない有名な、そして、なんとも素朴なほっこりするカルタです。
私は、質屋の癖に頂いた20代のときはその価値がまったく分かっていませんでした(^^💧 粕屋町商工会に入り女性部に誘っていただき、それとほぼ同じ時期にサンレイクかすやの子ども茶道教室の講師をさせていただいたりしているうちに、地元を大事にする気持ちが芽生え、粕屋町のご当地カルタを作ってみたいと思うようになりました。このように最初は、全国商工会女性部交流おもてなし事業の手土産のお品として「かすやカルタ」を思い立ったわけです。早速、女性部の定例会で「ご当地カルタ作成」を提案しました。
カルタ作成を提案したのは2021年(令和3)夏のことです。M山副部長は「これが出来たら、粕屋町町内にある小学校にも配れるね。いいね。」と、賛成してくださいました。M子副部長も好感触でした。しかし、まだまだこの時点では荒唐無稽。ドン・キホーテ。2022年4月の総会で「おもてなし事業の延長上でかすやカルタを考えています。」と言ってしまいました。とうとう、口に出してしまったぞ。もう、後には引けません。。
何をするにでも能力は人より劣る私の唯一の取り柄は「有言実行」です。言ったからには必ず、形にする。これだけは今までも守ってきましたから、私は、ここで腹を括りました。覚悟を決めました。コロナになりリモートで英語の勉強を毎夜している粕屋町在住の福岡中央高校の同級生 ニーナに、英語の勉強よりも長い時間?(苦笑)、ああでもないこうでもないと付き合ってもらいました。
「誰に相談したらいい?」
ニーナから「まちづくり課の◯◯さん」の名前が上がりました。藁をも掴む思いでサンレイクかすやの支援室に伺いました。こうして、まちづくり支援室の◯◯さんが大人の楽校の◯◯さんとカルタに詳しい◯◯さんを御紹介いただきました。〇◯さんと軽々しく書いているのは、先生に先生とお呼びすると叱られるからです^o^
それは、私が 「社長と呼んでくれるな、佳奈さんでいいよ。」と周囲に言っているのと同じ感覚がして、こりゃ、本物だ。と胸が高鳴りました。こうして、2022年令和4年11月から粕屋町商工会館2階の青年部の部屋をお借りして月一回集まるようになりました。そんな中、2023年令和5年の新年会の前に町長と語る会の時間が設けられることになりました。
S木部長が「良か、タイミングやったね。吉積さん、かすやカルタのこと話して。時間取っとうよ。」と仰って下さるのです!かすやカルタは11月と12月と1月に話し合って作っていた議事録を発表しやすいように「かすやカルタで粕屋町をさらに元気にしたい件」と題して原稿を作りました。喋るのがご職業の方とは違い、私の説明はあまりに下手くそでした(^^💧💧しどろ、もどろ。。
「かすやカルタ」詠んでみませんか?五七五で作ってみませんか?
お呼び掛けをして+締め切り+読み札の選定(これをどうするのが一番いいのか?)選定した句に合わせて取り札の絵を描いてくださる方を募集 (どなたか、「私、描くの協力してもいいよ~♪」という方がおられましたら、ハルマチ原町質店&じょかなんの春待ち堂の吉積佳奈までご連絡ください。)
カルタの印刷。案外、安くない💦💦💦